少し前の記事で「株式投資は仮説が大事」と書いたので、今回は近々発表される持株の四半期決算について、自分がどのような仮説を立てて、どこに注目しているのかを書いてみたいと思います。


まず最初は、ハイリスキーなアテクト(4241)から。なんせ日ごろ10%程度の値動きは普通の銘柄ですから。

ここは業績回復株としてホームランを狙っている先で、三振も十分にあり得る先です。連続の赤字を出してて、今期ようやく黒字化するんじゃないか?っと思われる銘柄です。

まずは黒字が達成できるのかが最初の注目。事業としては半導体事業で黒字を達成できるのか?や、PIM事業は本当にイケてる事業なのか?なんて検討事項もありますが、この企業はなんて言っても財務状況を確認したい。

なんせ「流動負債 > 流動資産」っていう状況なので、このピンチな状況は半端ないです。本当はキャッシュフローもみたいところなんですが、1Qは開示してくれないのでBSをみるしかないところがなんともつらい。長期借入の手はずはつくのか?金は回るのか?そこがとっても気になるところ。2億円の横領にも負けず、是非とも踏ん張って欲しいところです。社長を信じて応援させてもらいます。この苦境を脱して、そしてPIM事業の成功で大輪の花が咲くところを見てみたいと願ってます。



次はブレインパッド(3655)。
ここはいわゆる成長企業なんで、今回の決算でみたいところはただ一つ「売上」です。利益率よりも何よりも今のこの企業の成長段階では売上を増加させてナンボだと思うんですよね。それこそ「売上は全てを癒す(故・中内功)」。

今の段階から利益重視とか競争力重視、なんて言っているようなビジネスモデルでは、今後が不安でしょうがないっす。顧客の引き合いが強くて人手が足らないとか、やることがいっぱいありすぎて先行投資の金が足らんっていってくれるくらいでこそ、将来の成長に期待が持てるってもんです。(金かければいいってもんでもないでしょうが、、、)

その結果、今は売上がついてきてくれるといいんですよね。だから売上重視。売上至上主義。財務は健全ですから、先行投資のために借金くらいなんぼしてもいいです。例えば今回、利益が減って株価が下がるようならバンバン買い増しにいこうって位の気合いで臨みたいと思います。


長くなったので今日はここらへんで。


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