ケン坊の資産運用日記

サラリーマンが小型株の中長期投資(3か月~数年)で資産形成を目指す。目指せ!!お金に縛られない自由な人生!!

2012年10月

監視銘柄(保有していない)が急騰した時に湧き上がる二つの感情

ここ最近、監視しているが投資していない銘柄がガンガンあげてます。
具体的にはワコム(6727)やセック(3741)やパイプドビッツ(3831)といった銘柄です。


こんな時、自分は二つの感情が湧いてきます。

一つは当然、何で投資しなかったんかいな?っていう後悔
もう一つは、着目点は悪くないなっていう自信


二つ目なんてまあ、負け惜しみみたいなもんですが、実はこの二つ目の感情って結構大切なんじゃないかと思っています。


自分は今までの経験から、5銘柄以上保有すると値ごろ感やら決算の数字やらが追えなくなって混乱しちゃうので、なるべく保有は5銘柄までに絞っています。


もちろんいいなって思う銘柄は5つ以上あるので、それらの銘柄が監視銘柄になります。
Yahooファイナンスの登録でいうと20〜30銘柄くらいですかね。


正直な話、これらの監視している25くらいの銘柄と、投資している5銘柄の差って感覚的なものでしかなくて、持ってるか持ってないかなんてある意味運みたいなところあると思うんですよね。

なのでまあ、それらの銘柄が急騰した時に、持ってないのは運が悪かった位に思って、目の付け所は悪くないなって思えるかが長い目でみると大切なんじゃないかと。


自分がいいなって思う銘柄の全体的なパフォーマンスが良かったら、長い目で見ればいつかは本当のパフォーマンスも良くなってくるんじゃないですかね?


そこでは100点を狙うのではなく、55点狙いの謙虚さが大切でしょう。


逆のパターンで考えてみると、急落した時には、投資しなくて運が良かったって思うと同時に、何でその銘柄をいいなと思って監視したのか考えないといけないんじゃないかと。


たまたま持っていなかったのは運が良かっただけですからね。
そんな銘柄ばかりを監視していたら、いつから本当に持株で下落をくらうはずです。


っとまあ屁理屈をこねてはみましたが、何で俺、ワコムとかセックとかパイプドビッツを買わなかったんでしょうね。あの時購入のクリックをしてれば今頃は、、、、


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アテクトがこのところ調子いい

3日ほど前に場中に大きく上がったと思ったら、結局最後は上髭だったアテクトが、そのあとジリジリと値を上げてきました。


決算が近いので先回りで買われているんですかね?


去年まではダメダメ決算を連発していたので過度な期待は禁物ですが、ひょっとしてひょっとして、いい数字が出ちゃうんじゃないかとこっそり期待しています。


因みにこんなこと書いてますが、財務が悪いので最悪の事態も想定して投資しないといけないですね。


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波に乗り切れない

昨日はNYが200ドル近く下げたにもかかわらす、強い流れでしたね。

小型株も上げてる銘柄はガンガンあげてて、他の人のブログ見てても高値更新をしてる人が沢山いらっしゃいます。


でも、自分は全然その波に乗り切れてないですね。元々自分のPFは上げてる相場にあまり反応しないことが多いので仕方ないっちゃ仕方ないんですが、、、やはり寂しく感じちゃいます。


昨日のアテクトも気づいたら行って来いでしたしね。


資産を減らしているわけではないので、深追いだけはしないようにと思いながらも、新しい銘柄探しちゃう自分にブレーキをかけています。

100点は取らなくてもいい、55点くらいのトレードが取れるよう、精進していきたいですね。


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株価を動かす要因は何か? ~要因を絞り込む~


NY株が暴落しているようで、短い春だったんでしょうか?
自分の持株には春すら訪れていませんけど。


さて、前回の続きで情報を絞り込むことで直感がさえるんじゃないの?って話。


ところで株価ってなんで動いているんですかね?
もちろん買いたい人が買う値段と、売りたい人が売る値段が釣り合うところが株価なんでしょうが、
その株価を動かす要因はたくさんあって、それらの影響が絡み合って株価が形成されていくと思います。
例えば、企業の業績(決算)や、成長への期待感や、テーマや、需給や、市況や、景気や、チャートの形やらなんやら。

自分はそれをなんとなく重回帰分析のようなイメージでとらえています。


株価=a×企業の業績+b×成長への期待感+cテーマ×d×需給+e×市況、、、、、、、


それぞれaやら、bやら、cやらに変数があって、株価への影響の大きさが異なります。
(ま、それぞれの要因が独立しているとは思えないのであくまでイメージで)


で、このaやらbやらの数字っていうのがその時その時で変化していて、株価変動に大きな影響を及ぼすときもあれば、ほとんど影響を及ぼさないときもある。


例えばリーマンショックの時には、どんなに業績がいい企業でもたたき売られたように、ショックが起きた時には企業の業績のaの変数は小さくなって、代わりに市況やらの変数が大きくなるイメージです。


で、情報を絞り込むって話になるのですが、株価変動の全ての要因を網羅するのは情報が多すぎるので、今株価に影響を及ぼしている要因は何か?っていうのを大局観で判断して、情報を絞り込むといいんじゃないか?って思ったのです。


こういった要因は、業績や成長のように長期で影響を及ぼす要因もあれば、需給やチャートといった短期で影響を及ぼす要因もあります。


得意な要因に絞って勝負を賭けてみるのも一つの方法じゃないですかね。


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多すぎる情報は直感力を鈍らせる ~大局観を養おう~


TEDでのパスタソースの話が気に入ったので、マルコム・グラッドウェルの「第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい 」を読んだ。


その中で気になったことがこの記事のタイトルにもあるように「情報の過多が判断の邪魔をすることがある」っていうところ。


本には、一つの例として「胸に痛みを覚えた急患を心臓発作かどうかを判断するとき」が挙げられている。


救急病院で、ある男性がすぐに心臓発作を起こすかどうかを判断するのに必要な情報は「心電図、血圧、肺の水、不安定狭心症の痛みだけ」である。

そのほかの例えば「タバコを吸うや、運動不足や、高齢や、日々ストレスを抱えている」といった条件は、長期的には問題になるが、今、その男性の身に何が起きているのかを判断するうえではほかのリスク要因が果たす役割はごく小さい(私の大雑把なまとめですので、詳しく知りたい方は著書をお読み下さい)。



この分を読んでて、この「多すぎる情報が判断を鈍らせる」ってことが株式投資にも当てはまるんじゃないかと思ったんですよね。


多くの人は(少なくとも私は)「投資先の企業に対して徹底的に調べ上げることが大切で、調べれば調べるほど正確な判断ができる。」と考えているふしがあります。

なんせ偉大なる投資家のウォーレン・バフェット氏が「徹底的に企業を調べてから買う」って方法なので、その考え方には疑いがないと盲信してるんじゃないかと。



だから投資する際にどんだけ調べたとしても、まだ調べたりないと不安になって勝負に出れない。確かにそういった謙虚な心は資産を守るのに必要だか、ひょっとするとその情報の過多が判断の邪魔をしていると考えることもできるのではないでしょうか?



そう考えると、著名な投資家の竹田和平さんは情報源は四季報だけって言って購入しているのも参考になるかと。


この、情報量を減らすことって時に、ふと思いついたのが羽生善治氏の「大局観」に書かれていたこと。


やはり羽生さんもその本の中で「複雑な状況で決断を下す時は、この「大局観」で無駄な「読み」を省略でき、正確性が高まり思考が速くなる。」と書いてます。


さらに、「大局観を身につけると、未知の場面にも対応できるようになり、失敗を回避する方法ができ、様々な場面における重要な要素を抜き出せるようになってくる。」とまで書いている。


ひょっとすると、 企業分析にもこういった大局観が必要なんじゃないですかね?


調べれば調べる程よいとは限らないって考え方もあるんじゃないかと。もしくは調べた情報の大部分を意識的に捨てて、大局観をもって必要な情報だけを見る気構えが必要ではないかと思っています。


今回はちょっと、具体性に欠ける内容だったので、次回はいかに株式投資情報を絞り込むかについて、考えたことを具体的に書いてみたいと思います。


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