ケン坊の資産運用日記

サラリーマンが小型株の中長期投資(3か月~数年)で資産形成を目指す。目指せ!!お金に縛られない自由な人生!!

2014年02月

2014年2月の投資成績

今月も厳しい相場環境でしたね。上へ下へと乱高下する激しい展開。流動性も高く、デイの方にとってはいい相場環境かもしれません。


2014年2月の成績  −5.2%
今年1月からの成績  −7.8%


保有銘柄(証券コード順)
VIX短期先物(1552)
日経インバース(1571)
サイオステクノロジー(3744)
DDS(3782)
アテクト(4241)
レッグス(4286)
テセック(6337)
HKS(7219)
UEX(9888)


先月に引き続き、今月も低調な展開。ウィルソンラーニングで下方修正食らって損切ったり、アテクトやらレッグスやらHKSやらがふるわない中、よくまあこれ位の下落で済んでるなって展開が続いています。


自宅購入の可能性もあって、大幅に減資しました。なので気分的にはかなり楽になってはいます。去年の今頃よりは運用資金が多くなりながら、気持ち的にはリラックスした投資ができているので、今の運用規模に耐えられるだけのメンタルの成長はあったのかもしれないですね。


今年は「負けを知る」って目標を定めており、インバースやらVIXを試験的に買ったりして、ヘッジについても勉強中です。



さて、3月はどうなりますか?
日米ともに寒波の影響で経済指標はよくない数字となりそうですが、それが株価にどこまで影響を与えるんでしょうか?特に日本は増税を控えて、ただでさえ暗くなりがちなタイミング。悪いのは一時的なもんだっとタカをくくっていると足元をすくわれそうな気もします。
天気の影響は偶発的なものですが、その前に元々何らかの歪みがあったとしたら、それがトリガーになることだってありますからね。あんまり悲観的なこと書くの好きじゃないんですが、心して臨みたいと思っています。


2009年からの通算成績です。
今年に入ってから2連敗。

1402 パフォーマンスグラフ












1402 パフォーマンス










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浅田真央選手への感じ方から考える、あなたに適した投資法 〜人に投資するのか?仕組みに投資するのか?〜

株式投資をするときに、みなさんは何を基準に投資先を選んでいるだろうか?

PERやPBRといったいろんな定量情報や、業界でのポジションや企業風土といった定性情報など、みんな色々な考え方で投資先を選んでいるはずだ。


そんな中、今回は人に投資するのか?それとも仕組みに投資するのか?と言った切り口で投資法を考えてみたい。

そして、果たして自分はそのどちらの投資法がむいているのか?を、話題の浅田真央選手にからめて考えてみたいと思う。


人への投資か?仕組みへの投資か?


わかりやすく例えると、アップルに投資するか、マイクロソフトに投資するかの違いだ。


一昔前まで、アップルと言えばスティーブ•ジョブズだった。彼のカリスマ的才能を元に、次々と斬新で画期的な製品を作り出したことで、アップルは世界一の企業になった。

逆にマイクロソフトは、ビル•ゲイツがいたとはいえ、やはりWindowsの会社だ。OSでスタンダードを握り、プラットフォーム化することで独占的な利益を得る仕組みを作り上げ、やはり世界一の企業になった。


もちろんいろいろな要素が絡み合っているので一概には言えないところもあるが、アップルへの投資はスティーブ•ジョブズという人への投資、マイクロソフトへの投資はWindowsという仕組みへの投資だったといえる。ここ最近は大きく時代が変わっちゃったけど。


日本企業でも、ホンダ、パナソニック、ダイエー、リクルート、SoftBank、ファーストリテイリング、最近ではmixiなど、企業トップへの「人への投資」が成功を収めたであろうケースは沢山ある(ざっくりし過ぎてすんません)。


逆にバフェットなどは「愚かな人でもお金を稼げるような、旨味のある事業と関わりたいと思います」という言葉を残している。コカコーラやジレットやワシントンポストなどへの投資を見ても、仕組みへの投資で成功を収めていると言えるのではないか?ピーターリンチなんかもそんな感じの名言があったはず(詳細は忘れちゃったけど)。


企業トップの能力や経歴、カリスマ性などを見て投資するのか?

それともその企業の利益の出る仕組みを見て投資するのか?


別にこの二つのやり方が両立しないわけでもないけど、やはり、人によってどちらに注目する傾向があるのか?はその人の個性が出るんじゃないかと思う。


ここまできて、ようやく今回の記事で書きたかったことにたどり着く。


唐突ですが、今回のソチオリンピックでの浅田真央選手に対する感想から、自分がどちらの投資法に注目する傾向があるのか考えてみてはどうだろう?っていうのが今回書きたかったこと。


メディアでも絶賛されているように、過去のいろいろな苦難やら想いがあった上で、あの素晴らしいフリーの演技が出来た浅田選手。
彼女に違和感なく感動を覚えた人は、人に対してシンパシーを感じる力が強い人です。もちろん人への投資に向いている。


逆に、なぜあれほどの演技が出来る浅田選手がメダルを取れなかったのか?
その背景やトリプルアクセルへのこだわりも含めた戦略の是非、団体に出たことでのコンディショ二ングへの影響など、仕組みや過程について考えた人は、仕組みに対して興味を持つ人です。そういった人は仕組みへの投資をすることに、面白味を見出せるでしょう。


もちろん、あの演技を見た多くの人は感動を覚えただろうから、それだけで人に対する投資が向いているとは思えません。


メディアも含めてだけど、おそらく多くの人は仕組みよりも人に対する感受性の方が絶対的に高い。
だから、ビル•ゲイツとマイクロソフトは映画にならないけど、スティーブ•ジョブズとアップルは映画になる。


そう言った意味では、仕組みを重視したバフェットやピーターリンチの投資法が今でも有効なのは、やはり人間が持ちやすい傾向の逆をいっているっていうのもあるんじゃないかな?人の行く裏に道ありって話。


どちらにせよ、今回の浅田選手に対する自分の感じ方から、どちらの投資法が自分に向いているのか?そんなことに想いを馳せるのも面白いんじゃないの?って思った次第です。


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ブログ開始から2年が経過!! 〜棚ぼたはその人の実力を明らかにする〜

ブログ開始から2年が経ちました。
自分自身飽きっぽい性格で、1度他のブログ(投資関係じゃないです)で半年くらいで挫折した経験もあったので、2年続けられたことが既に大きな達成です。


いつも読んでいただいている方やコメントをいただける方、ありがとうございます。
(読んでる時はこういった感謝のコメントに違和感を感じていたんですが、書く側になってみると言いたくなるもんですね)。


さて、2年のブログ歴なんて長く続けられている方から見れば、まだまだ駆け出しのひよっこです。でも、それでも続けていく中でちょっとした変化が起こったりもします。


このブログでの一番大きい出来事は、去年、個人投資家パフォーマンスランキングで上位にいたことで、多くの方にアクセスして頂いたことです。


今回はその時に感じたことを書いてみます。


結論から言うと、実力がともなってないとダメだぞって話になるので、これでピンと来る方はこれ以降は読まなくてもいいかなと。


っていうのも、そういった何らかの外部要因で急にアクセスが増えるときって、アクセスアップのチャンスじゃないですか。

実際、それまで月間1,000とか2,000程度のPVしかなかったこのブログが、ランキングで首位になった月は3万PVを超えました。今まで1ヶ月かかっていたPV数を1日で達成みたいな感じです。


これもモチロン上を見ればキリがないのでこの数字がどうこういう話じゃないのですが、正直自分は、このアクセス数をみた時にビビってました。ってか実際その時はビビってるつもりはなかったのですが、今振り返ると完全にビビってました。


なんでかっていうと、その時に更新した記事って日々の取引に関連した記事ばっかりなんですよね。


そういったスタイルで書かれているブログなら全然いいんです。


ただ、自分はこのブログをもうちょっと違うスタイルで運営したいと思っていたはずなんです。でも、PV数にビビって自分のスタイルを崩してしまった。


要するに、そのPV数で自分のスタイルを貫けるほどの実力がなかったんですよね。それで、年が開けてランキングも下の方になって気が楽になったのか、最近はブログ運営では自分がやりたいようにできている気がしています。(投資家的にはそれがいいかどうかは微妙ですけど)


つまりは、例え棚ぼたがあったとしても、それに見合うだけの実力がないと、そのチャンスを活かせないぞってことです。一発屋になるか大御所になるかはやっぱり実力の差だなぁーって。


この現象を無理から投資に結びつけると、投資にもその金額に値するだけの本人の実力が必要なんだと思います。


例えば大きな額の資産を運用して、1銘柄に1千万円以上投資するには、やっぱりその金額を投資しても動じない投資根拠をもてる分析力が必要だし、値動きに翻弄されない精神力も必要です。


実はそう言った考えもあって、ここ最近大きく減資しました。自分にはまだ去年稼いだだけの資産を運用するだけの実力が伴ってないなぁっと、特にここ最近の相場で感じたからです。出直すつもりでの減資です。


修行とは出直しの連続なり。
byアントニオ猪木(姿三四郎?)


よく複利の計算とかで、何十年後には1億円みたいな話があったりしますが、はっきり言ってあれは机上の空論だと思います。その時の自分に、それだけの金額を運用できる実力がともなってないと、決して上手くはいかないでしょう。


ブログにしても投資にしてもそうなんで、他のことでも恐らく同じことが当てはまるはず。であれば、例え美味しい話があったとしても、世の中そう簡単には幸せにはなれないなぁと強く感じる今日この頃です。


心のブレーキってやつですかね。



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大きく出金(減資)

ここ最近で大きく出金(減資)しました。


特にお金の使い道がある訳ではないのですが、このまま証券口座に入れておくと下手な勝負をかけてしまいそうなので。


下方修正くらったチャック•ウィルソンを含め、ここ最近あんまりうまくいってなかったのもあって、頭を冷やすつもりで減資しました。


ウィルソンラーニングワールドワイド(9610)が下方修正
http://kenbou-invest.blog.jp/archives/36324773.html


本当に使い道がないかというと、そうでもない事情もあったりするんですよね。


というのも住宅について、ケン坊家は基本賃貸派なんですが、株で大きく儲けたのを知ってか知らずか、最近、うちのかみさんが土地情報とか見るようになってます。
なので、ひょっとすると出金した資金は持家購入資金とかになっちゃうかもしれないっす。


今度家族会議だな。




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バフェットが見つけた投資法は、まさに投資のイノベーションだった。~次のイノベーションを探して~

また「経営センスの論理 (新潮新書) 」を読んでて思いついたので記事を一つ書いてみたい。
本当にこの本は色々と考えが思いつくいい本だ。


前にこの本読んでて思いついた記事(今回の記事とはあんまり関係ない)
「トレードは自分の意志でやるもんだ」
http://kenbou-invest.blog.jp/archives/35920841.html



今回思いついたのは「バフェット達(彼は自分の投資法を85%をグレアム、15%をフィッシャーから学んだといっている)がやったことは投資にイノベーションをもたらしたんだな」ってこと。
だから彼は世界一の金持ちになった。

本文から抜粋すると。

イノベーションは、「できるかできないか」よりも「思いつくかつかないか」の問題であることが多い。難しいからできないのではなく、それまで誰も思いついていないだけなのだ。だからドラッカーは言う。「『なぜこれが今までなかったんだろう。』これがイノベーションに対する最大の賛辞である」。(p45)


今となっては当たり前となった割安株で長期投資のような手法。

バフェット達は株式投資は短期売買が主な売買方法だと考えられていた時代に、「株を所有することは、その企業の一部を所有することだ」の志を元に、理論立てて実践したのがイノベーティブだったのではないか?


また本文に戻るが、この本ではイノベーションの例としてサウスウェスト航空の例をあげて、そのイノベーションの理由をこう書いている(サウスウェストのイノベーションについて、詳しいことは図書館で借りるか、買うかして本を読んでくださいね)。


サウスウェストのやったことが、それまでの競合他社(LCCが一般化した現在でいう「レガシーキャリア」)にとって、あきらかに「非合理」なものとして考えられていたからだ、というのが著者の見解だ。
サウスウェストの戦略ストーリーをそれまで誰も思いつかなかったのは、それが他社にとっては「バカなこと」であり、むしろ「やってはいけないこと」だったからだ。ビジネスは合理性を求める。非合理なことであれば誰もやろうとしないのが合理的な成り行きだ。
(p50)


これ、まさに短期投資と長期投資の手法の差にあてはまるんすよ。
だって、短期売買をする人から見れば、長期投資でやっていることはまさに「バカなこと」で「やってはいけないこと」のオンパレード。


損切りはしないし、
落ちるナイフは喜んでつかみに行くし、
値動きの少ない地味な株を買うし。


バフェット達がやったことは、まさに短期売買をする人にとっては考える前に排除されるやり方ばかり。非合理極まりない。だからバフェット達の投資法はイノベーションになりえた。


それで、これからが今を生きる自分達に出された課題。


バフェット達が見出したイノベーションもそれから50年くらいたつのかな?時間がたちすぎている。バリュー株で長期投資も実はレッドオーシャンになってるんじゃないだろうか?

そろそろそれに代わる全く新しいイノベーションが出てきてもいいんじゃないか?と思う。


参考までに過去記事「割安成長株投資は実はレッドオーシャンじゃない?」
http://kenbou-invest.blog.jp/archives/19884760.html


短期売買でもない、長期投資でもない。それらのやり方で投資をするのに最初から排除されているような、そんなやり方バカじゃね?って最初は思われるような、そんな新しい考え方からイノベーティブな投資法が産まれてもいいんじゃない?(それとも自分が知らないだけであるのかな?)

え、だったら自分で見つけたらって?
それができれば今頃は日本一の金持ちくらいにはなってますって。





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