ケン坊の資産運用日記

サラリーマンが小型株の中長期投資(3か月~数年)で資産形成を目指す。目指せ!!お金に縛られない自由な人生!!

2014年05月

2014年5月の投資成績

5月が終わりました。
前半は下げる場面も見られましたが、後半に入ると
セルインメイちゃんはどこに?ってくらい好調な一か月でしたね。
(本来は、これから半年くらい下げるから、
 5月中に売っとけよっていうのがセルインメイなんでしょうけど)

 
2014年5月の成績  +1.0%
今年1月からの成績  -8.6%

保有銘柄(証券コード順)
サイオステクノロジー(3774)
アテクト(4241)
レッグス(4286)
テセック(6337)
HKS(7219)
岡籐HD(8705)
UEX(9888)

 
今月はなんとかプラスで終えましたが、まー相場とかみ合ってないこと。
一通り決算も通過し、銘柄を絞ってすっきりしました。
5月前半の急落の前に、整理できたのが個人的にはいい判断でした。
上げるにはしばらくかかりそうな銘柄も多いので、ぼちぼちやっていきたい。


6月はどうなるでしょうか?
日本株としては成長戦略が出る月であるため、出てくる成長戦略次第で上げ下げありそう。
四季報発売もあるし。
アメリカをはじめ諸外国は今まで好調なだけに、反動が怖いところです。
中国の動きも不穏だし。ちょっと前まで騒がれてた理財商品の話はどうなってるの?
無理して突っ込むことのないようにしていきたいです。


2009年からの通算成績です。

201405パフォーマンスグラフ
















201405パフォーマンス表













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大きなお金を手にしたとき、その人の器(志?)があらわになる

一昨日読んだブログの記事が頭を離れない。


UEI shi3zの日記  1億あったら何がしたい
http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20140527/1401196010"


1億をどう使うかなんてよくある話だし、ホリエモンがそのものズバリの言葉で本のタイトルを書いている。


金持ちになる方法はあるけれど、金持ちになって君はどうするの?」ってね。


とはいえ、ブログに書かれている八谷和彦氏は、1億円でメーヴェ(風の谷のナウシカの飛行機みたいなやつ。ブログ内では飛行具って言っている)を開発しようとしている。
当のブログの作者清水亮氏は、自らの会社で得た1億円でenchatMoonを開発した。
ホリエモンはブログで稼いだお金でロケットの開発している。
マネックスの松本大氏は、ストックオプションで数億円手に入る機会を自ら放り出してマネックスを起業したし、
ソフトバンクの孫正義氏は、翻訳機を売った1億円を使って、Yahooを見つけた。

別に自分で稼いだお金なんだから、どう使おうが誰に何を言われる筋合いはない。

家を買おうが、
車を買おうが、
異性におぼれようが、
ギャンブルに使っちゃおうが、
そりゃ自由だ。
(実際、自分は家買おうとしてる)
そのお金を元手にリタイア生活をおくったっていい。


でも、お金は単なる手段だから、何かの目的のために使いたいんだよね。
その目的が「生きるため」っていうのも何だかなぁって、阿藤快になる。


自分が思っている以上に世の中にはお金がいっぱいあふれている。だけど、それをちゃんと目的をもって使える人はあんまりいない。


お金を稼ぐには、人と違った感性が必要で、
おそらくそれ以上に研ぎ澄まされた感性を持たないと、稼いだお金を上手には使えない。


そして、今のところその感性(器?志?)を、自分は持ってないなぁって残念に思う。
(そんなにお金もいっぱいは持ってないけどね)


なんだかなぁ〜。


 
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株式投資は将棋より自由と変化がある

株式投資の参考のために色々な人のブログを読んでいます。そして最近、その中の一つである、橘玲氏のブログ記事の内容について、ちょっと違和感を感じたことがあったので書いてみたいと思います。

橘玲 公式サイト
金融業界の不都合な真実をすべてのひとに
http://www.tachibana-akira.com/2014/05/6420


ここからが引用




プロとは、才能と努力によって素人には到達できない高みにまで達したひとのことだ。1カ月前に将棋を習い始めた素人が羽生善治三冠に勝つことはぜったいににあり得ない。なぜこういい切れるかというと、プロと素人のちからの差はとてつもなく大きいからだ。

それに対して宝くじにプロがいないのは、それが確率のゲームだからだ。過去に何度も当たりくじの出た売り場で買うひとは多いが、これはたんにたくさんのくじを売っているだけで統計学的にはなんの根拠もない。純粋な確率のゲームに必勝法はなく、そこにプロの居場所はない。

それでは、“金融のプロ”とはいったい何だろう?

(中略)

 それに対して、株式投資の基礎知識がまったくないこの若者の運用利回りは年率900%(!)だ。個人投資家とファンドマネージャーでは条件が異なるとはいうものの、運用成績がこれほど桁ちがいだとどんな言い訳も通用しない。金融の世界では、ど素人が名人や三冠を完膚なきまでに叩きのめすことができるのだ。

この単純な事実は、株式投資が将棋よりも宝くじにずっと近いことを教えてくれる。それは必勝法のない確率のゲーム、すなわちギャンブルなのだ。

 

引用ここまで。


正直、個人的には別に株式投資が投資がギャンブルかどうかなんて、どっちでもいいと思っている(不確実性に対して何かを賭けないといけないっていう意味では、ビジネスも、結婚も、なんなら人生すべてがギャンブルだ)。

だけど、株式投資を語るときに将棋を引き合いに出して、プロが必ず勝てるわけではない、必勝法がない、だからギャンブルだっていうのは、ちょっと論理的に飛躍がありすぎる気がして違和感を覚えたのだ。


というのも、株式投資は将棋に比べて、圧倒的に自由と変化がある。
必ずしもプロが勝てない理由も、必勝法がないのも、その圧倒的な自由と変化があるからに他ならない。


せっかくなので、株式投資と将棋とを比較して、株式投資の自由と変化の多さを表現してみたい。


まず、将棋は必ず1対1で対戦する競技であるが、 株式投資は対戦相手は世界中に広がっている。
証券取引所という盤の上で、世界中の人が他人の王様(お金)を取ろうと戦っているのが株式投資だ。
つまり敵は正面に座っているだけじゃなくて、後ろから切りかかられることもあれば、突然前から味方がやってくることだってありえる。それだけ株式投資はカオスだ。 
 

また、駒の種類は将棋では8種類(歩、香、桂、銀、金、角、飛、王)しかないが、株式市場に上場している会社の数は日本だけでも3千社を超えており、参加者はそれらを数の制限なく自由に保有したり手放したりできる。


そして、将棋で歩は、ト金にはなれても飛車にはなれないし、飛車が歩になることはない。でも、上場企業は歩のような小さな企業がいきなり業界を自由に支配する飛車になることもあれば、逆に飛車だと思って投資した企業がいつの間にか歩になってたってこともあり得る。



簡単に違いをあげてみただけでも、将棋と株式投資では変化の度合いも、参加者の自由度もこれだけ違う。


そして、基本的にルール変更のない将棋ですら、常に新しい手法が開発されている。


であれば、それ以上に変化と自由がある株式投資の世界においては、定石は通用しないし、過去の知識の蓄積や経験が有利に働くとは限らないのは自明ではないだろうか?
それこそがプロが必ずしも勝てない理由であり、必勝法がない理由である。


逆に言うと、だからこそ投資家みんなにチャンスがあり、新しい手法を見つけた者には多くのお金がもたらされる。


それこそが、株式投資の醍醐味だと一個人投資家としては思っています。


っと、ここまで書いておいて恐縮なのですが、引用させて頂いた橘玲氏のブログに出てきた本を自分は読んでいません。なので、上記ブログだけを読んで何かとんでもない勘違いをしていたらごめんなさい。



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こんな時は持株の保有理由を確認してみる

今日はきれいに下げましたね。
持ち株のほとんどが5%以上下げております。


ただ、前回の記事にも書いたんですが、去年のような持ってるだけで上がる相場は終わったんですよね。なので、これくらいの下げで ビビッて投げるような銘柄は既に保有していません。ここら辺は年初のころから比べれば、少しは相場の変化に対応できているのかな?ノーポジとか、今の自分の投資手法じゃできそうにないですしね。


今更ながら、持ってたらなんでも上がってた去年とは違うのを実感(前回記事)
http://kenbou-invest.blog.jp/archives/37974096.html



こんな時は「なんで自分がその株を保有しているのか?」を再度確認してみると、少しは心が落ちついたりします。みんな大好きバフェットさんも、小学生にわかるように150字で保有理由をまとめよう的なこと言ってたしね。あれ、それってピーターリンチだったっけ?詳しくは忘れちゃった。

ってことで早速やってみよう。


アテクト(4241) 予想PER 11.8倍/PBR 1.5倍
PIM事業の成長に期待。自動車半導体向けのヒートシンクで5年後100億の売上の実現を夢見て保有。既存事業は半導体スペーサーテープの4Kテレビ向けの需要増に期待。円高もシャーレ用原料安の恩恵を受けるので、売上減のダメージは緩和されると見ている。

レッグス(4286) 予想PER 17.2倍/PBR 1.4倍
anifone事業の拡大に期待。アニメ関連事業をスマホに展開し、マネタイズできそうな会社の筆頭とみている。まどかマギカのiphone対応、SAO正規版の世界展開、さらなるコンテンツ追加と、今後楽しみな材料も控えており、そのポテンシャルから見ると、このPER、PBRは割安と判断。

テセック(6337) 予想PER 33.2倍/PBR 0.38倍
赤字からのV字回復期待。前期のリストラと減損損失計上で、今期の準備はばっちり。あとは、MEMSハンドラが順調に市場投入されれば大きく売上を伸ばせるのでは?と期待。財務状態から見るに、経営陣のシクリカル銘柄としての経営手腕は優れていると思っている。

HKS(7219) 予想PER 12.2倍/PBR 0.3倍
天然ガス関連のエンジン展開に期待。流動性最悪も、業績はいうことなし。アメリカでの展開に、LNGエンジン輸出の回復に期待。業績上振れの可能性も十分あるとみている。

岡籐HD(8705) 予想PER 4.07倍/PBR 0.44倍
赤字からのV字回復に期待。色々と問題のある会社ではあるが、前会長の破産もあって、一気に会社が変わるのではないかと期待している。部門整理、リストラの敢行、前会長の売却による需給悪を乗り越えて大きく羽ばたくことに期待。クリミア紛争&中国のやんちゃな感じなどの世界的にきな臭いムード&インドの成長期待による金価格の上昇&エルニーニョによる冷夏懸念と、商品先物には先高感があるのではと想定。


UEX(9888) 予想PER 6.75倍/PBR 0.39倍
ステンレス価格の急騰による、業績の急回復に期待。取扱数量が増えていたところに、クリミア紛争&インドネシアの輸出禁と原料のニッケル価格はうなぎのぼり。ステンレス価格にも素直に反映されていることから、業績への大幅なプラスの影響が期待される。


っとまあ、全部じゃないけど簡単にまとめてみるとこんな感じ。
改めてみてみると、今の水準で持株をわざわざ売る必要がないと思うんですよね。現金もあるし、下げたら買い増しのスタンスで。いつ買うかに神経を集中させていきたいと思っています。あんまり急回復も期待できなさそうなんで、長い目で見て買い増し対応していきたいなっと考えています。



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PERとかささっと計算した数字なので違ってても責任は取れません。投資は自己責任でお願いします。

今更ながら、持ってたらなんでも上がってた去年とは違うのを実感

今年に入って4ヶ月がたちました。

ここにきてようやく、去年とは違う相場なんだなぁっていうのを実感できるようになりました。


持ってたら上がってた去年とは違うんですよね?今さらだけど。


頭ではわかっていたつもりでいたんだけど、それを行動に反映させる位に実感できるレベルまで落とし込めていなかったっす。


去年は上がる材料があって、なんとなく上がりそうだなぁって銘柄を保有していれば、実際に株価が上がる相場でした。上がる理由を見つけてくれる相場。


それで、今年に入ってもそんな銘柄選択の基準のまま、幾つかのつたない根拠の元、なんとなく上がりそうな銘柄を広く保有していました。



ここに来て、ようやくそれじゃ勝てないってのがわかってきました。4ヶ月もかかっちゃってますが。


今のやり方では株価が下がることへの配慮が全然足りないんですよね。なんとなく上がるかなぁっていう位では、取らなくていいリスクをリスクを取っちゃう。


甘い銘柄選択してました。
すいませんでした。


もう少し慎重に投資しないとと思う今日この頃です。


今までの成功体験におごることなく、本質を見極め、どうやって柔軟に自分を変えていけるか?株式投資はやっぱり面白いですね。




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あくまで、個人的な分析の結果を載せているだけですので、これらの情報に基づいて投資判断をして、結果的に損失を被ったとしても、当方は責任を負いかねますのでご了承ください。株式投資に関する意思決定や実際の売買に当たっては、自己責任でおねがいします。
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