相変わらずの場中決算を受けて、アテクトがストップ安になりました。
平成26年3月期 第2四半期決算短信
http://www.atect.co.jp/ir/IRdata/pdf/131108%202qshihanki.pdf
半導体資材事業の製造拠点統合に関するお知らせ
http://www.atect.co.jp/ir/IRdata/pdf/131108%20handoutai_tougou.pdf
結構いい決算だったんですけどね。
韓国と台湾の生産拠点統合に伴う特損警戒からストップ安になりました。いろいろ考えた末、ストップ安でがっつり買い戻しをしています。
先ず決算の内容をみると、さすがに調子の良かった1Qよりは数字を落としていますが、そこそこの数字が出せています。
前1Q 2Q 3Q 4Q 今1Q 2Q
売上 655→613→641→591→675→618
営利 61→ 51→ 73→ 28→ 92→ 48
経利 38→ 43 → 102→ 45 → 87 → 56
純利 47→ 50 → 101→ 10 → 74 → 46
予想に対する進捗も売上48%、営業利益63%、純利益80%と高水準。ま、特損がひかえてますけどね。
部門別を見ても、半導体、衛生材料、PIMと各部門とも売上を伸ばしています。
前1Q 2Q 3Q 4Q 今1Q 2Q
半導体 211→222→233→231→276→213
衛生材 369→382→400→353→384→393
PIM 4 → 11 → 14 → 21 → 20 → 18
財務も改善されてきており、この決算内容だけだと、ストップ安する内容でも無い気がします。ただ、今の株価で予想PER15倍代なんで少し割高かな?って気もしますけど。
それで、恐らくストップ安の原因となった、問題の台湾の会社閉鎖に伴う特損に関して、今ある情報で少し予想してみたいと思います。
前期の有価証券報告書みると、台湾の会社への出資金が200百万、生産設備が117百万とあります。
今回のIRでは、その会社を休眠会社にするのと、設備は韓国で使うと書かれているので、設備の減損損失は無いと仮定すると、単純に簿価の資産だけで考えて83百万の損失が想定されます。
それに従業員(パート除いて16人)への退職金やら、設備の輸送費やら、なんやかんやと想定してもMAX200百万位に落ち着くんじゃないかなぁって思うんですよね。ザックリすぎてあってる自信もないけど。
って考えると第二四半期までで純利益80%(純利益130百万)なので、これからスペーサーテープのタブレット利用や衛生材料部門の新設備導入を考慮すると、そこまで酷い数字(赤字とか)にはならないのじゃないかと、勝手に妄想しています。
そして、来季以降は、半導体部門の工場移転による原価低減&タブレットやタッチパネルへの採用の拡大、衛生材料部門の新設備導入による原価低減、PIM事業の自動車業界への導入期待など、将来的な業績拡大への布石は充分と考えています。
ってことで今日は強気の買い戻しを実行しました。この判断が吉と出るか凶と出るか?まだ早かったかなぁ。
なんやかんや言っても、ストップ安には変わりなく、やっぱり凹みますね。
短期的な値動きではまだ下があってもおかしくないです。それに、今日のアメリカの失業率次第では市場全体の雰囲気も悪くなるかもしれません。
とはいえ、既にこの会社とは2年以上の付き合いですし、まだまだ保有するつもりなので、ゆっくりまったり投資していきたいです。
<関連エントリー>
事業構造からみるアテクト(4241)の改革
http://kenbou-invest.blog.jp/archives/29085784.html
当ブログの情報で損失が発生したとしても、当方は一切責任を追いません。また、気をつけてはいますが、情報が正確でない場合もあります。投資は120%自己責任でお願いします。
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結構いい決算だったんですけどね。
韓国と台湾の生産拠点統合に伴う特損警戒からストップ安になりました。いろいろ考えた末、ストップ安でがっつり買い戻しをしています。
先ず決算の内容をみると、さすがに調子の良かった1Qよりは数字を落としていますが、そこそこの数字が出せています。
前1Q 2Q 3Q 4Q 今1Q 2Q
売上 655→613→641→591→675→618
営利 61→ 51→ 73→ 28→ 92→ 48
経利 38→ 43 → 102→ 45 → 87 → 56
純利 47→ 50 → 101→ 10 → 74 → 46
予想に対する進捗も売上48%、営業利益63%、純利益80%と高水準。ま、特損がひかえてますけどね。
部門別を見ても、半導体、衛生材料、PIMと各部門とも売上を伸ばしています。
前1Q 2Q 3Q 4Q 今1Q 2Q
半導体 211→222→233→231→276→213
衛生材 369→382→400→353→384→393
PIM 4 → 11 → 14 → 21 → 20 → 18
財務も改善されてきており、この決算内容だけだと、ストップ安する内容でも無い気がします。ただ、今の株価で予想PER15倍代なんで少し割高かな?って気もしますけど。
それで、恐らくストップ安の原因となった、問題の台湾の会社閉鎖に伴う特損に関して、今ある情報で少し予想してみたいと思います。
前期の有価証券報告書みると、台湾の会社への出資金が200百万、生産設備が117百万とあります。
今回のIRでは、その会社を休眠会社にするのと、設備は韓国で使うと書かれているので、設備の減損損失は無いと仮定すると、単純に簿価の資産だけで考えて83百万の損失が想定されます。
それに従業員(パート除いて16人)への退職金やら、設備の輸送費やら、なんやかんやと想定してもMAX200百万位に落ち着くんじゃないかなぁって思うんですよね。ザックリすぎてあってる自信もないけど。
って考えると第二四半期までで純利益80%(純利益130百万)なので、これからスペーサーテープのタブレット利用や衛生材料部門の新設備導入を考慮すると、そこまで酷い数字(赤字とか)にはならないのじゃないかと、勝手に妄想しています。
そして、来季以降は、半導体部門の工場移転による原価低減&タブレットやタッチパネルへの採用の拡大、衛生材料部門の新設備導入による原価低減、PIM事業の自動車業界への導入期待など、将来的な業績拡大への布石は充分と考えています。
ってことで今日は強気の買い戻しを実行しました。この判断が吉と出るか凶と出るか?まだ早かったかなぁ。
なんやかんや言っても、ストップ安には変わりなく、やっぱり凹みますね。
短期的な値動きではまだ下があってもおかしくないです。それに、今日のアメリカの失業率次第では市場全体の雰囲気も悪くなるかもしれません。
とはいえ、既にこの会社とは2年以上の付き合いですし、まだまだ保有するつもりなので、ゆっくりまったり投資していきたいです。
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