ここ最近で急騰した銘柄に日本マイクロニクス(6871)や山一電気(6941)や日本電子材料(6855)があります。


いすれも電池やら通信やらの分野で新技術開発のニュースが出て、その技術の今後の期待を込めて大きく上がっている銘柄です。


上記企業は半導体製造装置関連銘柄の企業で、近年の業績はパッとしない銘柄でした。


それで、なんでこの企業群に新技術開発のニュースが相次いでいるのか?そこには理由があるんじゃないかと思って、少し考察してみました。


半導体製造装置は近年、パソコン市場の低迷による半導体需要減の波をモロに受けて、それこそピーク時の売上の半分とか1/3になるほど苦しんでいた業態です。どんなに優秀な企業でも、その業界全体が落ち込んでいる中では、結果は出しにくい。


でもこれらの企業は、そもそも一時は花形産業であった半導体産業で世界と戦って一時代を築いた企業です。半導体に目をつけた先見性や、世界と戦う技術力などを備えていても不思議ではありません。


そういった過去に実績をつくった優秀な企業が、半導体市況の悪化に対して何の手も打たずにいるとは考えにくいんじゃないかと思ったんですよね。そうやって半導体以外にもその技術を活かして、新技術を開発した。そうやって考えることもできるんじゃないかと思ったんです。


もちろん、半導体製造装置関連銘柄は沢山あるので、新技術開発の様な結果を出せた企業はほんの一握りです。

なので、こういった新技術開発の波に投資家として乗れるかどうかは別次元の話なのかもしれません。


でも、今一度そう言った目で、過去に実績のある企業で、現在苦しんでいる会社を見直してみるのも、いいんじゃないかと思いました。



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