アルゼンチンショックとやらで相場が急落している。夜間の日経平均先物も下落しており、月曜日も軟調な展開が予想される。


こんな時は損切りするべきか?
それとも買い増しするべきか?
いやいやまだ動く時じゃない?


色々と考えをめぐらせ、情報収集でブログを回覧する人もいるんじゃないだろうか?
もちろん自分もそんな迷える子羊の一人にすぎません。


そうやって不安でじっとしていられずに、いろいろと本を読んだりしているうちに、いい言葉に巡り合いました。

それが、ベストセラー「ストーリーとしての競争戦略」を書かれた楠木建先生の本「経営センスの論理」に書かれた言葉です。







そこには

P32~「ビジネスの根本原則を再確認する必要がある。それは、「自由意志」だ。誰からも頼まれていない、強制されていない、商売は自分の意志でやるものだ。自由意志はあらゆるビジネスの大前提のはず。

・・・・・にもかかわらず「…せざるを得ない」と経営者が言うのは、もはや経営の自己否定です。言った瞬間、商売がよって立つ根幹を失う。経営者が言うべきことは、生き残りもいいけれど、生き残って何をしたいのかってことです。

・・・・・戦略は「こうなるだろう」という単なる先読みではなく、「こうしよう」という意志の表明だという当たり前のことです。」


(・・・・・は自分で中略)と書かれていた。


これ、トレードでも当てはまりますよね。


トレードも誰からも頼まれず、強制されずにやっているもんです。


だから今回みたいな急落のときの取引も「ロスカットせざるを得ない」なんて取引をしてちゃいけない。そんな取引になっちゃうのはやっぱり戦略やセンスが足りない。


ロスカットするにしろ、買い増しするにしろ、保留にするにしろ、自分の意志でやるべきだ。
「こうなるだろう」という単なる先読みじゃなく、「こうしよう」という意思の表明をしないといけない。


自分のポートフォリオを眺めながら、保有銘柄や検討している銘柄の損益や財務状況をみて、「こうしようと」いう意思をトレードであらわす。


月曜日からは、そんなトレードをしたいと思います。


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