相変わらずの場中決算でしたが、持株のアテクトがストップ高になりました。


アテクトの第3四半期決算短信
http://www.atect.co.jp/ir/IRdata/pdf/140207_3qtanshin.pdf



2Qは決算発表の後はストップ安、今日の3Qは決算発表の後はストップ高と、サラリーマン投資家には値動きの追いづらい展開が続いています。場中決算をやめてくれると助かるんですけどね。


それにしてもいい決算でしたね。
半導体事業は単価の下落が2Qでアナウンスされていたので、ここまで利益が出せるとは予想外でした。4Qには半導体事業での工場統一のフル寄与、衛生材料の新設備稼働による原価低減と、この先も明るい材料がアナウンスされており、ここ最近で下落していたのでストップ高もある程度納得。


ただ、3Qで純利益は通期予想を既に超過、営業利益、経常利益も8割以上の達成率を示しており、また、懸念材料であった工場移転による特損も65百万のうち54百万も3Qで計上しているのに、通期を上方修正していないのが気にはなります。



普通に上方修正があると考えていいのかな?



PIM事業で設備投資として今期に新規焼結炉を導入することから、その減価償却が4Qから発生するのかな?建設仮勘定が225百万あるのでこの会社としては結構な規模の設備投資です。


元々キャッシュに困っていた会社だったので、そこら辺の資金繰りがちょっぴり心配事項ではあります。まさかこんな安値で増資はないと思いたい。だって、5年後にはPIMで売上100億でしたよね(トヨタあたりに第三者割当増資とか素敵ですけどね。完全に妄想ですが)。


とはいっても、今期に入ってから長期借入金が増えてはいるので、資金繰りについても恐らく算段はついているものと予想してそこまでは心配はしていませんが、、、、、



あくまで、個人的な分析の結果を載せているだけですので、これらの情報に基づいて投資判断をして、結果的に損失を被ったとしても、当方は責任を負いかねますのでご了承ください。株式投資に関する意思決定や実際の売買に当たっては、自己責任でおねがいします。



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