株式投資をするときに、みなさんは何を基準に投資先を選んでいるだろうか?

PERやPBRといったいろんな定量情報や、業界でのポジションや企業風土といった定性情報など、みんな色々な考え方で投資先を選んでいるはずだ。


そんな中、今回は人に投資するのか?それとも仕組みに投資するのか?と言った切り口で投資法を考えてみたい。

そして、果たして自分はそのどちらの投資法がむいているのか?を、話題の浅田真央選手にからめて考えてみたいと思う。


人への投資か?仕組みへの投資か?


わかりやすく例えると、アップルに投資するか、マイクロソフトに投資するかの違いだ。


一昔前まで、アップルと言えばスティーブ•ジョブズだった。彼のカリスマ的才能を元に、次々と斬新で画期的な製品を作り出したことで、アップルは世界一の企業になった。

逆にマイクロソフトは、ビル•ゲイツがいたとはいえ、やはりWindowsの会社だ。OSでスタンダードを握り、プラットフォーム化することで独占的な利益を得る仕組みを作り上げ、やはり世界一の企業になった。


もちろんいろいろな要素が絡み合っているので一概には言えないところもあるが、アップルへの投資はスティーブ•ジョブズという人への投資、マイクロソフトへの投資はWindowsという仕組みへの投資だったといえる。ここ最近は大きく時代が変わっちゃったけど。


日本企業でも、ホンダ、パナソニック、ダイエー、リクルート、SoftBank、ファーストリテイリング、最近ではmixiなど、企業トップへの「人への投資」が成功を収めたであろうケースは沢山ある(ざっくりし過ぎてすんません)。


逆にバフェットなどは「愚かな人でもお金を稼げるような、旨味のある事業と関わりたいと思います」という言葉を残している。コカコーラやジレットやワシントンポストなどへの投資を見ても、仕組みへの投資で成功を収めていると言えるのではないか?ピーターリンチなんかもそんな感じの名言があったはず(詳細は忘れちゃったけど)。


企業トップの能力や経歴、カリスマ性などを見て投資するのか?

それともその企業の利益の出る仕組みを見て投資するのか?


別にこの二つのやり方が両立しないわけでもないけど、やはり、人によってどちらに注目する傾向があるのか?はその人の個性が出るんじゃないかと思う。


ここまできて、ようやく今回の記事で書きたかったことにたどり着く。


唐突ですが、今回のソチオリンピックでの浅田真央選手に対する感想から、自分がどちらの投資法に注目する傾向があるのか考えてみてはどうだろう?っていうのが今回書きたかったこと。


メディアでも絶賛されているように、過去のいろいろな苦難やら想いがあった上で、あの素晴らしいフリーの演技が出来た浅田選手。
彼女に違和感なく感動を覚えた人は、人に対してシンパシーを感じる力が強い人です。もちろん人への投資に向いている。


逆に、なぜあれほどの演技が出来る浅田選手がメダルを取れなかったのか?
その背景やトリプルアクセルへのこだわりも含めた戦略の是非、団体に出たことでのコンディショ二ングへの影響など、仕組みや過程について考えた人は、仕組みに対して興味を持つ人です。そういった人は仕組みへの投資をすることに、面白味を見出せるでしょう。


もちろん、あの演技を見た多くの人は感動を覚えただろうから、それだけで人に対する投資が向いているとは思えません。


メディアも含めてだけど、おそらく多くの人は仕組みよりも人に対する感受性の方が絶対的に高い。
だから、ビル•ゲイツとマイクロソフトは映画にならないけど、スティーブ•ジョブズとアップルは映画になる。


そう言った意味では、仕組みを重視したバフェットやピーターリンチの投資法が今でも有効なのは、やはり人間が持ちやすい傾向の逆をいっているっていうのもあるんじゃないかな?人の行く裏に道ありって話。


どちらにせよ、今回の浅田選手に対する自分の感じ方から、どちらの投資法が自分に向いているのか?そんなことに想いを馳せるのも面白いんじゃないの?って思った次第です。


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