いつもとってもとっても参考にさせていただいているブログ
「エナフンさんの梨の木」の中で、
少し前に「失敗談」という記事を書かれていました。


エナフンさんの梨の木 失敗談



私も失敗談を考えればいっぱいあるのですが、
(ライブドアショック直前に関連のダイナシティにがっつり投資してしまったとか、
 太陽電池関連がにぎわっているときに、NPCに惚れこんでしまったとか)

最も大きかった失敗はリーマンショックの時に、
「ビリングシステム(3623)」という、ほぼ一つの銘柄に、
最終的に80%位の資金を集中させてしまい、
400万以上の損失を出してしまった時でした。

今考えれば、なんでその会社にそれほどの資金を集中させたのかは、、、、、

わかりません。

冷静じゃなかったことは確かですね。
ライブドアショックの時は、前にも書いた「ダイナシティ」という、
ライブドア関連会社であからさまに投資失敗であることが分かるような銘柄だったので、
強制捜査が入ったのがわかった段階ですぐに売却することができました。
確か1回か2回くらいのストップ安で売れたので、
損失はそれほど大きくはなりませんでした。

でも、リーマンショックの時は特別関連銘柄でもなかったので、
「なんで直接リーマンと関係ないこの銘柄がこんなに下がるんだ?」
との思いが先に立ち、どんどん資金をつぎこんでしまったのを覚えています。

今考えると、株価が下落する心の準備が何できていなかったんだと思います。
熱くなって、これでもかと資金を追加していく。
もちろん夜も眠れない日々でした。

最終的に株価が7万円くらいの時に耐え切れなくなって、
ほとんど売却してしまいました。
完全に「感情」のみでのトレードで、そこに「冷静な判断」はありませんでした。
これ以上下がるのが怖くなったから売ったのです。

そこから株価は11万くらいまで回復していきましたが、
指をくわえてみているだけでした。

この失敗で唯一救われていたのは、信用取引をしていなかったってことですね。
もし、信用をしていたら、資金をつぎ込む際にもっと多くの資金をつぎ込み、
結果的に退場していたと思います。

「下落の恐怖」という感情に流されて、冷静な判断をなくした時が、
一番怖いと今でも思っています。

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