アテクト(4241)という会社に投資をしています。
最近マイブームの業績回復株の一つです。


この株に投資し始めたのが、2011年5月で買値は300円くらいだったので、一時の最安値の時には最初の買い値の半分以下になってしまってました。それでもこの会社は投資に値すると思って、大化け候補として保有を継続し、買い増しまでしました。

最近の急騰でようやく含み損を吹き飛ばして含み益に転換しました。


簡単に財務諸表をみると、かなり財務的に危険な株です。
売上はここ3年で30%も減少。
一時期は60%を超えていた自己資本比率は20%を切る寸前まで下がってる。
有利子負債も自己資本の倍以上まで膨れあがってしまっています(もうすぐ3倍)
監査法人もトーマツから大阪監査法人に変更してるし、
しかも、こんな金のないときに従業員の使い込みまで発覚。
まさにけんもほろろの状態です。

普通に考えたら、この企業に投資しなくても、財務的にいい企業はたくさんあります。


でも、この会社の持つ特性に惹かれちゃって、売却するどころかナンピンによる買い増しを選択しちゃいました。ま、一言で言うと、経営陣に魅せられたんですね。

この会社、売上を構成する業種を次々と増やしていって今に至っています。

みしんから始まって、それが振動盤に変わり、そのあと、半導体用のスペーサーテープでは世界的なシェアを握ります。1994年に始めた寒天培地などの衛生材料事業も事業の柱に育っています(まさに今、この部門がなかったら会社はとっくにつぶれてるんじゃないか?ってくらいです)。

そして今、PIMという新しい事業を育てている真っ最中です。

こういった「会社が持っている技術を一つの稼ぐ部門に育て上げる」能力に、この経営陣は長けていると判断したため、こんなに会社がボロボロになっても、追加資金を投入してきました。

それ以外でも、追加資金を投入した理由はいくつかあって、
・決算は赤字でも、営業キャッシュフローは黒字であったこと
・苦しい資金繰りの中でも、先行投資を継続していたこと
・長期借り入れや社債など、なんやかんやで長期の資金調達をしていたこと
・安易に増資しなさそう
・中期経営計画で大風呂敷を広げていること


など、大化け候補として「業績回復&財務改善」で10倍高を狙っています。


そして、ついに前回発表の第三四半期決算で、有利子負債が減少に転じています。
また、新規事業のPIMでも今までにないような売上を上げ始めました。


とはいっても、まだまだ財務ボロボロには変わりないし、いつ増資しても不思議じゃないので、リスクは相当高いです。従業員使い込みの1億を会社が負担することになって下げたら、また買い増ししたいですね。



参考になりましたらクリックお願いします。

株式長期投資 ブログランキングへ

あくまで、個人的な分析の結果を載せているだけですので、
これらの情報に基づいて投資判断をして、
結果的に損失を被ったとしても、
当方は責任を負いかねますのでご了承ください。
株式投資に関する意思決定や実際の売買に当たっては、
自己責任でおねがいします。