1月31日に、保有銘柄であったサイオステクノロジーの決算発表がありました。
なお、翌日に売り残していた全株を売却しております。


決算自体は悪い決算ではないと思うのですが、それまでに株価が3倍近くまで急騰していたので、はたしてその期待に応えられてるか?っていうと微妙なところなんじゃないですかね?



元々この会社に投資した理由は、のれん償却の終了に伴って黒字化がみこまれること。そして、株価はまだその黒字化を織り込んでいないのではないか?と考えたことでした。


少なくとも5年は赤字が続いていたので、たたき売られているイメージでした。毎年2億円以上のれん償却を行っていたので、そら赤字にもなるわなと。

BSの有形固形資産と、のれんと、無形固形資産をグラフにすると、その「のれん償却の推移」がわかりやすいです。

サイオスの連勝客


なかなかこれほどきれいに右肩下がりの資産推移はみれないですよ。先行投資にも程があるやろと。そして、ようやく2012年2Qに償却が終わっているのがわかるかと思います。


ついでに純資産、総資産の推移と比較すると、ひとつ面白いことがわかってきます。
有利子負債、純資産、総資産の推移をグラフにしてみます。

サイオスの純資産


グラフの赤丸で囲ったところ、純資産と総資産の部分ですが、2011年3Qまではのれん償却に伴って純資産・総資産も減っていったのですが、それ以降はのれん償却が続いているにもかかわず、純資産・総資産が減らなくなってきているのがわかるかと思います。



この理由の一つが、業績がよくなってきたことです。
(負債の減少や、のれん償却額が減っていってるってのもあるのですが、、、)



売上高と経常利益の推移をグラフにしてみました。

サイオスの売上

売上では前期の2Qあたりで売上の減少が止まって、その後売上が伸びているのがわかるかと思います。経常利益でみても、2期前の3Q、4Qは大赤字だったのに1期前の3Q,4Qからほぼとんとんのところまで来ています。


震災等もあって主力製品の一つ「Lifekeeper」が見直されたり、テンプスタッフと資本提携があったり、TOYOTAと契約があったりと、結構いいIRでてたんですよね。


でも、株価の反応はうすかったです。


以前、EMシステムズの時にも書きましたが、業績回復株って長年の赤字によって信用を失っているので、ちょっとよくなったくらいでは評価は変わらない傾向があります。人間関係でもそうですが、一度失った信頼を回復させるっていうは時間がかかるんですよ、たぶん。



「誠意って何かね?」ってやつです。



っとはいいながら最近ようやく株価も評価され、今回の決算に至っています。
でも、決算の数字と来季の予想としては結構かための数字なんじゃないですかね?



毎年2億以上の「のれん償却」負担があったことを考えると、予想営業利益の2.6億は、今の水準と業績は変わりませんよって感じでしょうか?売上は伸びるとの予想なのでやっぱり開発費の負担が重いのかな?


ってなわけで、決算を受けて次の日に売り残していた全株を売却しました。
下げるかなって思ったのですが、意外と高く始まったのはラッキーでした。
やっぱり強い相場ですね。


その後下げていますが、市場の評価は今後どうなりますでしょうか?ビックデータっていうテーマにものっているのでその期待がどれくらい評価されるかでしょうかね?これからどれくらい実績が出せるか?次第かもしれません。


長くなったのでこれくらいで。


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