持株で絶賛急騰落中のぷらっとホーム(6368)を題材に、企業のビジネスモデルの変化について書いてみたいと思います。

企業の売上の上げ方(ビジネスモデル)にはいくつかのパターンがあります。
そのパターンの例をあげると、以下のようなビジネスモデルのパターンがあります。

フロー型
いわゆる1回1回の売り切りモデル
例:小売、メーカー

ストック型
一度の契約で定期的に売上が発生するモデル
例:携帯会社、メンテナンス会社

エクイティ型
仕事の質(顧客に与える価値)によって売上が変動するモデル
例:M&Aアドバイザー、企業弁護士

ネットワーク型
その仕組みが広がることで利便性が大きくなっていくモデル
例:SNS(Facebook、Twitter)、OS(Windows)



ぷらっとホームは今まで、OA機器の販売など、先ほどの分類で言うところのフロー型のビジネスモデルを展開していました。話題のIOT分野の製品であるマイクロサーバーにおいても、今までは製品売り切りのフロー型に終始しておりました。


しかしここ1年程、そのマイクロサーバーについては、他社(インテルやソラコム)との連携を深め、製品単体ではなくアプリケーションも含めたサービスを提供する企業に変わりつつあります。


フロー型からストック型にビジネスモデルが変化してきているのです。


そして、今回急騰した理由をもう一歩踏み込んで考えると、アマゾンテクノロジーパートナーになったということで、ぷらっとホームのマイクロサーバーがデファクトスタンダードになるような、いわゆるネットワーク型への可能性を、株価が織り込んで行くのではないかと想像(妄想?)しています。


2月5日の第三四半期決算でもわかるように今は大赤字の会社ではあります。
でも、株価は未来を織り込むもの。ぷらっとホームのIOT分野でのデファクトスタンダードとしての活躍を夢みて、しばらく乱高下に付き合っていきたいと思います。


当ブログの情報で損失が発生したとしても、当方は一切責任を追いません。また、気をつけてはいますが、情報が正確でない場合もあります。投資は120%自己責任でお願いします。