ケン坊の資産運用日記

サラリーマンが小型株の中長期投資(3か月~数年)で資産形成を目指す。目指せ!!お金に縛られない自由な人生!!

銘柄分析

アテクトのPIM事業がボルグワーナー関連会社と基本合意契約を締結

ついに、ついに、アテクトからPIM事業の具体的な契約締結のIR。


それを受けてのストップ高!!


イェイ!!


その契約先も世界最大手のターボチャージャーメーカーである、ボルグワーナーを主な取引先とするMMT社。


2011年5月に最初にアテクトを購入してから6年以上の歳月がたってた。苦節6年。長かった、実に長かった。


このブログの最初の記事は2012年3月。
その記事の中に書いた『「会社が持っている技術を一つの稼ぐ部門に育て上げる」能力に、この経営陣は長けていると判断した』ってその見立てに間違いはなかった。6年かかったけど。


アテクト(4241)
http://kenbou-invest.blog.jp/archives/4515182.html


思えばあの頃は、財務もボロボロで(今でもあんまり良くないけど)、それなのに従業員の2億円の使い込みとかもあって、いつ倒産してても不思議じゃなかった。


そんな苦しい時代を乗り越えたってのもあって、もう少しで最安値(120円前後、分割込)からは20倍。


まだまだ、この会社のPIM事業の可能性は広がっているし、ここの経営陣の新規事業を育てる能力は本物だと信じているので、ゆっくりまったり、会社の成長を見守っていこうと思う。


あんな経営が危ない中で6年も待ったのだから、あと5年10年持ち続けることは簡単なはず。


投資している会社の成長とともに、自分の資産も大きく羽ばたいてほしい。今日は投資家冥利につきる1日。いい日。

日創プロニティを購入(1年半ぶりの新規銘柄)

約1年半ぶりに新規銘柄を購入しました。


福証銘柄の日創プロニティです。

2013年に太陽光発電バブルの波をがっつり捕まえて、100倍高を演じた銘柄(もちろん、その時は持ってません)。その後、バブルの波がさり業績も下降気味だったのですが、ここにきて、復調の兆しが見え始めました。

この会社の投資に踏み切った理由は、バブルに乗って会社の規模が10倍にもなろうとするときにも、しっかりと経営手腕を発揮したところです。

2013年の株価高騰時には高値ですかさず増資をし、東日本大震災後の優遇時に福島に工場を建設、太陽光バブル終焉では、売上が期初予想の半分にもかかわらず、しっかりと黒字を確保しながら乗り切るなど、優れた経営手腕を発揮しています。
そして今、バブルで得た資金を元手に着々とM&Aでモノ作りを軸に多角化と規模拡大を実行中。熊本震災と人手不足による外壁加工の流れを捕まえるなど、機を見るに敏な経営はいまだ健在です。


PER・PBRや配当利回りなど株価的にも今の水準なら割安かな。かなり現金を持っているので、その使い道次第で割安にも割高にもなる感じ。


普通は余計な現金持ってると、ロクでもないM&Aとか、過剰な設備投資とか、意味のない証券投資とかして、企業価値を下げちゃうケースが多々(しかもかなりの確率で)あるけど、ここの経営陣なら大丈夫そうだなぁって気がしてます。ここ最近の2つのM&Aを見てても上手そう。


っていうか、ひょっとするとこの会社、うまく行けば日本電産みたいな会社になるのではないかと勝手に妄想しています。


福証って言うのが一般的に見て投資しづらいけど、どうやら経営陣が創業の地盤である福証単独上場にこだわっているところが見受けられて、そんなところも個人的には好きな感じです。


ま、うまくいきますかどうか。
変なM&Aとか発表されたらソッコーで売却しちゃうけどね。

サイオステクノロジーが2日連続ストップ高!!

持株のサイオステクノロジーが2日連続のストップ高!!


イエイ!!


いい決算でしたね。


遅延していた決算発表の日までかなり売り込まれていたので、それはもうナンピンにつぐナンピンで、、、、お腹いっぱいの状態での好決算。決算発表後もなぜかストップ高付近で売買が成立していたので、証券口座に残されたありったけの現金を使って最後のおかわり。非効率の扉が開いた瞬間でした。

正直、こんなリスクの高いトレード方法は余程の安全域(バッファ)がないと取れないわけで、それはメチャメチャ低いPSRとPRR、子会社の不正会計に対する詳細な報告書、大塚商会やトヨタとの関係、AIやフィンテックなどのテーマ性等々。それらを総合的に判断して安全域が広いとの判断でリスクの高いトレードをぶっ込みました。たかだか売上規模数億円の子会社の不正会計での株価下落なんて、天与の買い場と判断ししました。


1Qの売上が凄いことになっているので、この後通期でどれくらいの売上になるか楽しみです。
一度契約したら継続的に売上が発生するストック型の企業ってことで、売上急減はないでしょ。
逆に、SIOS iQやQUANTUM(クォンタム)、GlabioのMBaaSやよい軒の海外進出の進捗などによる新規売上がこれから上がってくる可能性を考えると、上振れも考えられるんじゃないかとワクワクしちゃうくらい。


ただ、毎年1Qが一番利益率が高い傾向があるので、利益についてはどこまでついてくるかわからないですね。不正会計処理の経費も上乗せされるでしょうし。赤字はなさそうに思えますけど、こればっかりはどうかなぁ。


ここの経営陣はあんまり会計上の利益を重視した経営してないんですよ。EBITDAを指標にします的なことが書かれてますが、新しい技術の開発だとかに重きを置いている感じ。赤字も辞さない構えで、REDHATを購入したり、研究開発費に多額の資金を投入したりして。


株主としてはちょっぴりせつないときもありますが、それでもそれを貫いていけば売上は後からついてくるし、売上が上がれば利益もついてくるだろうって感じなのかしら?実際そうなりつつあります。


地合い的にはあんまりよくないので、来週は無理せずにほどほどに過ごしていきたいと思います。


投資は自己責任で。
 

ぷらっとホーム(6368)にみる、企業のビジネスモデル変化のとらえ方

持株で絶賛急騰落中のぷらっとホーム(6368)を題材に、企業のビジネスモデルの変化について書いてみたいと思います。

企業の売上の上げ方(ビジネスモデル)にはいくつかのパターンがあります。
そのパターンの例をあげると、以下のようなビジネスモデルのパターンがあります。

フロー型
いわゆる1回1回の売り切りモデル
例:小売、メーカー

ストック型
一度の契約で定期的に売上が発生するモデル
例:携帯会社、メンテナンス会社

エクイティ型
仕事の質(顧客に与える価値)によって売上が変動するモデル
例:M&Aアドバイザー、企業弁護士

ネットワーク型
その仕組みが広がることで利便性が大きくなっていくモデル
例:SNS(Facebook、Twitter)、OS(Windows)



ぷらっとホームは今まで、OA機器の販売など、先ほどの分類で言うところのフロー型のビジネスモデルを展開していました。話題のIOT分野の製品であるマイクロサーバーにおいても、今までは製品売り切りのフロー型に終始しておりました。


しかしここ1年程、そのマイクロサーバーについては、他社(インテルやソラコム)との連携を深め、製品単体ではなくアプリケーションも含めたサービスを提供する企業に変わりつつあります。


フロー型からストック型にビジネスモデルが変化してきているのです。


そして、今回急騰した理由をもう一歩踏み込んで考えると、アマゾンテクノロジーパートナーになったということで、ぷらっとホームのマイクロサーバーがデファクトスタンダードになるような、いわゆるネットワーク型への可能性を、株価が織り込んで行くのではないかと想像(妄想?)しています。


2月5日の第三四半期決算でもわかるように今は大赤字の会社ではあります。
でも、株価は未来を織り込むもの。ぷらっとホームのIOT分野でのデファクトスタンダードとしての活躍を夢みて、しばらく乱高下に付き合っていきたいと思います。


当ブログの情報で損失が発生したとしても、当方は一切責任を追いません。また、気をつけてはいますが、情報が正確でない場合もあります。投資は120%自己責任でお願いします。

サイオステクノロジーにケン・フィッシャーの夢をみる

サイオステクノロジーが2016年の通期決算を発表しました。


個人的には超絶いい決算だと思ったのですが、株価はほとんど反応がなかったです。


なんで上がんないのかな?


相場環境が悪いためなのか?
赤字企業がちょっと黒字予想出したくらいじゃ信用されないのか?
値動きの悪いテーマ株(フィンテック関連)として敬遠されているのか?
そもそもいい決算っていう判断が勘違いなのか?


うーん、わからん。



このサイオステクノロジーの購入にあたって、改めてケン・フィッシャーのPSR株分析の本を読み直しています。





正直、サイオステクノロジーはこのPSR投資の考え方に「どストライク」のスーパー株式だと考えています。なんならケン・フィッシャーにLINEで教えてあげたいくらい。


あ、LINEはやってないか。
ワッツアップか?
facebookか?
大穴でカカオトークか?
そもそも友達じゃなかったわ。


サイオステクノロジーが、どれだけこの本に書かれていることに当てはまっているか?をざっと列挙すると。

・PSR(株価売上倍率)は0.4倍台
(0.7倍以下で買えって書いてある)
・PRR(株価研究費倍率)は5倍台
(5〜10倍が理想らしい)
・絶賛グリッチ中
(来期予想でようやく赤字を脱した)
・時価総額40億程度の小型株
・いわゆるハイテク産業
・積極的M&Aと研究開発で成長意欲満点
・売上は毎年15%を超える成長
・人工知能にフィンテックと話題性満載
・有能なエンジニア(栗原傑享氏など)が働く職場環境


どれをとってもこの本に書いてある通りだ。
もしサイオステクノロジー株がこの本に書いてあるようなスーパー株式だとしたら、3〜5年で5倍から10倍を目指せるらしい。

やっぱりケンに教えてあげたい。いや伝えるべきだと感じはじめている。名前も似てるし友達になれるんじゃないかな?ケンで始まる有名人は?とか盛り上がること間違いない。「ケンシロウ」とか言っちゃって「what’s?」とか言われながら。英語喋れないけど。


話がそれたが、自分はサイオステクノロジーでケン・フィッシャーの夢を見たいのだ。
そして、あわよくばケン・フィッシャーと友達になりたいのだ。


最後に、ご察しの通り、自分はサイオステクノロジー株をがっつり購入しております。なので、あからさまなポジショントークであることを差し引いてお読みくださいね。

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